
【Business Media 誠】
今月いっぱいで運休となる次世代型高速フェリーの去就が注目されている。青森〜函館航路で世界最大、最高速の双胴型フェリーとして華々しくデビューした「ナッチャンRera(レラ)」「ナッチャンWorld(ワールド)」の2隻が、原油高のあおりでわずか1年あまりでその役目を終えることになったのだ。2隻合わせて約180億円の“超セレブ姉妹”も、過去に青函航路に就航した高速船と同じ、悲しき運命をたどることになりそうだ。
2隻を所有する東日本フェリー(函館市)は9月、青森〜函館航路のほか、津軽海峡3航路のフェリー運航事業から撤退する方針を固めた。昨年9月と今年5月に相次いで就航した姉妹も10月いっぱいで運航を休止し、現在、売却かリースによる引受先を探している。
就航当初は、客足が落ち込む青森−函館航路に投入された世界最大級の高速フェリーとして脚光を浴び、昨年7月には異例の時刻表の表紙まで飾ったが、運休まで残り1カ月をきった今でも、新たな“嫁ぎ先”探しは難航。先月28日には妹の「ワールド」がボヤ騒ぎまでおこしてしまった。
(後略)
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昨年9月に鳴り物入りで登場した北の海峡の高速フェリーでしたが
わずか1年でその去就が危惧されることになろうとはびっくり。
今度東北旅行に行くなら一度乗ってみたいなぁと思っていたのに
今月いっぱいで運休とはあまりにも早すぎるよね (´・ω・`)
もちろん背景にあるのは記事通り原油高の影響なんだろうけど
それ以上に利用客数を伸ばせなかったことも原因なような気が。
そもそも青函トンネル開通後の青函連絡フェリーの需要って
ここまでハイスペックな船を導入するには見合わなかったのでは。
就航当初こそ大々的な宣伝で話題作りはできたと思うけれど、
北海道への移動手段は飛行機が圧倒的なシェアを誇っている。
それでなくても青函トンネルを渡っての列車の旅があるし
わざわざフェリーに乗るというのは船に慣れている東北の人か
それこそあえてマイカーやバイクで道内を旅したいという
ごくわずかなニーズにしか合致していない気がするわけで。
このナッチャンそのものに乗りたい、と旅行者に言わせるだけの
インパクトを残せなかったのが敗因だったのではないだろうか。
何はともあれ、大きすぎる買い物だったわけですねぇ…
引き取り手が無事見つかって、新天地で活躍できるとよいね。
その前に、車で東北から北海道へ渡る手段が激減するわけで
そういう旅行ってもうあまり望めなくなりそうなのが残念です。
■ナッチャンRera (by 東日本フェリー)


